毎週火曜日・金曜日の14時から16時まで、あるいは一般診察の時間帯に完全予約制で行っています。ご予約は窓口(075-706-8567)までお願いします。
発達や発育を見る場合には、key monthと呼ばれている時期があります。4ヶ月、7ヶ月、10ヶ月、1歳がそれにあたります。それぞれの時期にクリアーするべき発達のチェックポイントがあり、判定するのにわかりやすい時期です。
※京都市では、保健所で、4ヶ月、8ヶ月、1歳半、3歳と、公費負担での乳幼児健診がありますので、まずそちらを優先して受けてください。
保育所や保育園、幼稚園などの入園前の健診も承ります。規定の用紙がありましたら、予約時にその旨お伝えいただき忘れずご持参ください。
(形式により、規定の健診料、文書料をいただきます。あらかじめご了承ください。)
3、4ヶ月
これから始まる予防接種について予定をたててお話しています。3ヶ月からは三種混合ワクチン、BCG、ポリオワクチン等始まり忙しい時期です。新米のお母さんにはちょっと大変です。その子にあった日程を考えて指導しています。今後の発達がスムーズにいくように、起きている時のうつぶせや、立て抱きの指導を行っています。
6、7ヶ月
運動の発達としておすわりの状態、周囲への関心などをチェックします。また、やけどやお風呂場での水おぼれ、事故なども増える時期です。タバコの誤飲などにも注意が必要です。
10ヶ月
人見知りの有無や、言葉に対する反応などがチェックされます。運動機能に関してはつかまり立ちができるようになっているかなどが問題です。この時期にわかる正常な発達のバリエーションとして、シャッフリングベイビー(※1)が見つかることがあります。
※1シャッフリングベイビー
お座りまでの発育は正常で特に知的障害はなく、その後、抱っこをすると足をつかないで、空気中でおすわりの格好をしたり、下肢を床につけるのを嫌い、なかなか足をつかないなどおすわり以後の発達がおくれ、歩行開始が遅くなる症状を言います。病気ではないので、1歳半までには歩行できるようになるお子様が多いようです。